VRAM8Gの救世主?Stable Diffusion WebUI Forgeをインストールしてみたのじゃ💖

セレスティア学園長
セレスティア学園長

AIでの画像や動画生成速度がもっと速くならんかのう・・

アンナ
アンナ

それなら最近リリースされた「Stable Diffusion WebUI Forge」を使ってみましょう!

Stable Diffusion WebUI Forgeとは?

 Stable Diffusion WebUI Forgeは、Stable Diffusion webUI (AUTOMATIC1111)ベースのクライアントツールで、画像生成の速度とVRAMの使用量を大幅に改善したものです。

 Stable Diffusion webUIは、Stable Diffusionという画像生成AIをローカル環境で使えるようにしたもので、プロンプトやパラメータを設定して、自由に画像を生成できます。

 Stable Diffusion WebUI Forgeは、そのwebUIを最適化したもので、以下のような特徴があります。

画像生成処理が速い: 8GB VRAM GPUでは約30 ~ 45%、6GB VRAM GPUでは約60 ~ 75%の高速化が期待できます
VRAM使用量が少ない: 8GB VRAM GPUではピークで1.3GB、6GB VRAM GPUではピークで1.5GBで消費されます
ControlNetも高速: SDXLでControlNetを使った場合、速度は約 30 ~ 45% 高速化されます

Stable Diffusion WebUI Forgeを使用するメリットとデメリット

メリット

非力なGPUでも快適に画像生成ができる
webUIと同じ使い勝手で乗り換えが簡単
拡張機能や日本語化にも対応している
Python 3.10とGitのインストールが必要ない

デメリット

×まだリリースされたばかりで安定性が不明
×本家webUIと少し違う部分がある

Stable Diffusion WebUI Forgeのインストール

下記のURLを少し下にスクロールするとForgeをインストールするワンクリックパッケージのファイルがあるので、クリックしてダウンロードしてください。
https://github.com/lllyasviel/stable-diffusion-webui-forge

ダウンロードしたファイルを「すべて展開」します。

展開されたフォルダ「webui_forge_cu121_torch21」の直下にある「update.bat」ファイルを実行してアップデートがないか確認します。

次に「run.bat」ファイルを実行してStable Diffusion webui forgeがブラウザで起動すればインストールは完了です。

モデルは「webui_forge_cu121_torch21」直下の「webui」フォルダがStable Diffusion webuiとほぼ同じフォルダ構成になっているので、使いたいモデルを各フォルダに入れます。

【注意】forgeはControlNetが最初から組み込まれているのでControlNetのモデルはStable Diffusion webuiと格納場所が違います。以下の場所にControlNetのモデルを入れるフォルダがあります
「webui」->「models」->「ControlNet」

まとめ

セレスティア学園長
セレスティア学園長

簡単にインストール出来て、生成スピードも速くVRAMの使用量も少ないとは凄いのじゃ💖

アンナ
アンナ

そうですね!

データを採ると、30~50%ぐらい速くなっていましたね!

セレスティア学園長
セレスティア学園長

さらにVRAMの使用量を抑えることで8Gでは作れなかった大きいサイズの画像が作れるようになったのじゃ💖

アンナ
アンナ

画像サイズが小さいと顔、特に目がキレイに描かれませんしね

セレスティア学園長
セレスティア学園長

近々、Stability Matrixのパッケージにも入るそうじゃが待ちきれずにワンクリックパッケージでインストールして正解じゃったな💖

アンナ
アンナ

はい!今のところは

セレスティア学園長
セレスティア学園長

個人的にはもの凄くおすすめなのじゃ💖

まさにForgeはVRAM8Gの救世主なのじゃ💖

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